iOS Creators' Meetup vol.2 に ブログ or Quitaまとめ枠 として参加してきました。
ブログまとめ枠は初めての挑戦です。 (トーク毎に内容の厚みが違うのはご容赦ください。)
oi-study.connpass.com
前回は登壇枠だったんですが、多くの方が登壇、聴講枠に殺到されていたので、抽選前日に聴講枠 -> ブログ枠に枠変えしました。
結果、3/3ピッタリで、平和な枠でした。前回、登壇しといてよかった。
なぜかこの人来てたけど
Oisix様の社員の方々がconnpassのアイコン入り名札を作ってくれていて、非常によかったです。
ということで、以下発表まとめ
LT1. @akatsuki174 「AutoLayoutのデバッグを試みる」
speakerdeck.com
詳しいまとめ -> Qiita
テーマ: AutoLayoutで困った時の対処法を身につける
- がんばってログを見る💪
- 辛い
- SymbolicBreakpoint使おう!!!!
自分もログ見て、わからんと expr
コマンド使ったりするので、みんな困ってるんだなとわかってよかったです。
本当はこれすべきだと思ってるんですけどね...
LT2. @grachro(kobayashi_hiroaki)さん 「オブジェクト指向の人がRxSwiftやってみた」
RxSwiftがしっくりきた理由
理由1: Observerパターンを踏襲していて、観察対象がobserverへ流れてくる設計
理由2: メソッドチェーンで書ける
10年以上前に流行った「流れるようなインタフェース」そのもので、関数型プログラミングの敷居が低くなる。
※ RxSwift固有ではない
理由2: マーブル図でタイムラインがわかりやすい
実際のシチュエーションを想定して使ってみた
github.com
感想
- シンプルに書ける
- エラー処理が課題
- ライブラリ全体像の把握に時間がかかった、サンプル以上のことをやるの大変
自分も最近Rx勉強し始めて、設計の難しさに苦戦しています...
(ちょっと早くてついていけなくなったので、スライド上がったら修正します。)
LT3. @kurikazuさん 「アプリ開発ディレクターが考えていること」
www.slideshare.net
"Storyboard120枚" のエンジニア女子は隣の席
組み合わせれば、何でもできそう -> 作って終わり? -> 否
プロダクトを世に出す -> みんなに喜んでもらう
ディレクターの仕事
様々な人達とのコミュニケーション
開発に集中できる環境できる
売れるものを、売れるタイミングで
何かあったらごめんなさいする
日々直面する問題
1. 「全機能作って」問題
他社アプリにあるからやる -> 解決したい問題から離れないようにする
2. 「Webと同じで」問題
Webと同じ施策を行うことは多い -> そもそもアプリに必要な機能なのか? -> アプリは1回出したら引っ込めづらい
3. 「アプリって必要?」問題
利用者割合WEB : アプリ = 7 : 3 -> 作らないという選択肢はあり
4.「 開発者 (チーム) と幾何のゴールが違う」問題
達成すべき数値は同じなはず -> 開発者は新しいことを取り入れたい -> 場合によってはコスト
Q.どうやって解決するのか -> A. (社内で) 偉い人になる -> 信頼の積み重ね
懇親会でお話したのですが、新しいことを導入するにはやはり社内で偉くなるのが1番の近道な気がしますね...
LT4. @kinyoKouさん 「Realm Mobile Platformをさわってみた」
www.slideshare.net
Realm Object Serverは自分で立てる
アプリがバックグラウンドでも動く
三原則
- Deleteは常に最優先
- 同じプロパティのUpdateは後勝ち
- Insertは時系列順 (<-これはあんまり興味なかったらしい)
検証してみた
- EC2で立てた
- サンプルアプリは9ステップでお手軽に作れる -> Realm Mobile Platform用のconfig追加するだけ
- Updateは後勝ち -> 先が勝つこともあった
- プロパティ毎にUpdateが発生する -> データとして不整合が起きる可能性がある -> 設定で変えられるかも?
LT5. @とし(平田敏之)さん 「iOSアプリにおけるリリースフローとCI環境」
アデノウイルスの人
普段は開発者の環境基盤を整える人
後でスライド上げられるらしい
- リリースフローの1サイクルに時間がかかってませんか?
- CI環境どれくらい導入できてますか?
開発 -> 検証 -> iTunes ConnectへのバイナリUploadを如何に素早く回せるか
開発者はコードに集中
コンテキストスイッチを如何に減らせるか -> コンテキストスイッチが発生するのは、自分が仕事をしなければならない時
平田さんとはiOSDCRCで知り合って、10/25のAKIBA.swiftでもお世話になることになっています。
個人的にCIやfastlaneにかなり興味があって、手を出してみたいのですが、実際に運用されている方の話を聞けるのは、本当にありがたいです。
懇親会で
Bitriseを教えてもらったので、さっそく登録しました。
LT6. @jollyjoesterさん 「iOS10からのプッシュ通知再入門」
Push通知でできることが多くなっている。
- title, subtitle, bodyを分ける
- カスタム通知音を使う
- バッジを付ける
- バッジは6桁以上になると、「123456789」が [12..89] とかになることに気づいた
- カスタムアクションを設定する <- iOS8~
- さらにリッチな通知 <- iOS10~
表でまとまっててわかりやすかったです。久しぶりに@jollyjoesterがLTしてるの聞きました。
ゲストTalk. @3mp(三瓶亮)さん 「コンテキストを意識したアプリデザイン」
speakerdeck.com
- UXという言葉は大嫌いだった
- イケてるアプリ作りたい -> 奇抜なデザイン
- 馴染みのないこと = 認知的負荷 (cognitive load)
テーマ
プライドを捨てて、パクるべし (但し、正しく)
意識すべきコンテキスト
ライフスタイルにおけるコンテキスト -> 一般的にUI/UXと言われているもの
マーケットにおけるコンテキスト -> マーケットのトレンドに乗っかる ≒ 無駄なチュートリアルをなくせる
UX MILKについて
- アプリの必要はなかった: サブプロジェクト
- UX MILKアプリのUIはSketchで3時間くらいで作ったもの -> なぜか評価されてる
既存のアプリをいい感じにパクる ≒ Paku-respect
- ユーザーは自然に使えるものが「使いやすい」
- 制作の意思疎通が明確
- エンジニアがUIデザインを進められる
まとめ
- 変なこだわりは捨てて、まずはトレンドに従う
- その上で、オリジナリティを盛り込む (メインのユーザー体験を損なわない程度に)
かなり参考になりました。
自分も「Twitterみたいな〜〜〜〜、Facebookみたな〜〜〜〜」って言われること多くて、思考停止じゃない?って思うことがあったのですが、意思疎通が明確という点で確かにと納得できました。
(逆にすでにあるものを参考にしないと、アニメーション系はプロトタイプ作り込まないといけなくなりますしね)
懇親会
今回もピザ、ビールに加えて、
Oisix様の取扱商品であるお野菜や果物も振る舞われました!!!!
にも関わらず...
次回はちゃんと食べるんだ...
ブログ枠結構しんどかったです...