毎年夏の風物詩、iOSDC Japan 2024に参加しました。
2023にも参加していますが、iwillblogしていなかったことが発覚した...
一昨年は iOSDC Japan 2022にオフライン参加した #iosdc - がんばってなんか書く
パンフレット
最低限に2年に一度はスピーカーになれるように活動しているのですが、今年はいろいろあって締め切りなどを考えた末にパンフレットにプロポーザルを投稿して、採択されました。
パンフレットプロポーザル初投稿、初採択です。対戦よろしくお願いします! #iosdc https://t.co/FF7ZN7ef2m
— Yutaro Muta (@yutailang0119) May 30, 2024
実際に誌面に掲載されていものと同じPDFはこちらからもご覧いただけます!
読んでいただいて、フィードバックお願いします!
タイムライン
パンフレットの納品締め切りは6/20 23:59。
6月に入ってからリポジトリを作って、まずは10日弱検証のコードを書いて、取り扱うトピックの整理をしました。
その後に日本語を書くための環境を準備してから、またコードを書いていた。
要は、パンフレット本体から目を逸らしていました。
その後、もう一度やる気を出して、土日で日本語をガッと書いて90%までいくと、安心してまた停滞。
技術記事の執筆は、サンプルコードを書いて80%満足してひと息つきがち。やっと日本語も90%書けた。ここからの問題は紙面のレイアウト #iosdc
— Yutaro Muta (@yutailang0119) June 15, 2024
さすがに締め切りも近づいてきたので、そろそろ収束に向かわました。
せっかくなのでレイアウトはkmuto/reviewを使ってみたいと思ったりしたのですが、0から始めるのはリスクがあると感じて断念。
印刷物ができる人にお願いして、レイアウトをやってもらいました。
レイアウトを仮組してみると、割り当てられた4ページじゃどうやっても収まらないことが判明、運営に泣きつきます...
6ページに増やしてもらえることになったので、助かりました。
最後の調整をして、納品したのは6/20 23:21 。
これでパンフレットの登壇者作業は終わり。
ノベルティボックスに入っているパンフレットで完成を見て、よしよしと思っていました。
イベント当日
自分は現在関西に住んでいるので、移動が必要です。
毎回ですが、前夜祭から最終日翌日までの旅程を組みました。
パンフレットは終わっているので、イベント期間中が気楽でいい。
day0
木曜日の昼に東京オフィスに出社できるように、新幹線に乗りました。
東京に向かうにつれて雲行きが怪しくなっていって、到着した頃にちょうど本降りが始まった。
移動する間に止むかなと思いながら雨雲レーダーを見ていましたが、最終的に最寄駅からオフィスまでのラストワンマイルで立ち往生して1時間弱駅にこもっていました。
オフィスに移動した後は同僚の id:kouki_dan と合流して、東京オフィスに所属で普段オフラインで会わないメンバーと昼ごはんに行ったりしました。
夕方からはiOSDCが始まるので、西早稲田キャンパスの時にはいつも利用している「アパホテル〈東新宿駅前〉」に先にチェックイン。
のちに分かったんですが、宿泊が必要な人々はこの周辺に宿を用意していることが多かったらしいです。
前夜祭は久しぶりに会う人たちと近況報告をしたり*1、id:kouki_dan の発表を冷やかしたり、Swiftコードバトルで盛り上がったりしました。
- watchOS 最前線 〜現代のApple Watch向けアプリの作り方〜 by kouki_dan | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
- Swiftコードバトル 決勝 by iOSDC Japan 2024 | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
会後
前夜祭終了後は、お馴染みのメンバーや周りにいる人たちを連れ立って、今年もダンダダンに行きました🥟
今回も@giginetとダンダダンに来れて、感無量です #iosdc
— Yutaro Muta (@yutailang0119) August 22, 2024
day1
同僚2のid:tokizuohの発表を眺めに行ったり、Strict Concurrency座談会を賑やかしに行ったり。
- メインスレッドをブロックさせないためのSwift Concurrencyクイズ by Keiya Sakai | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
- 座談会 「Strict ConcurrencyとSwift 6が開く新時代: 私たちはどう生きるか?」 by shiz | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
アンカンファレンス
この日のメインは、アンカンファレンスでのApple Vision Pro座談会 公開収録でした。
Apple Vision Pro座談会公開収録を、16時からします! #iosdc pic.twitter.com/agMRUk3rWD
— Yutaro Muta (@yutailang0119) August 23, 2024
Apple Vision Proをお持ちの方には会話に参加してもらって、それ以外の方にも特異な集団として気になってもらえたようでした。
アンカンファレンスで #AVP座談会 オフライン座談会を開催しました! #iosdc pic.twitter.com/4F4bIrSwgJ
— ばんじゅん🍓 (@banjun) August 23, 2024
収録動画は編集中です、公開はまたお知らせします。
高評価、チャンネル登録お願いします!
その後にやったモブプロ開発もおもしろかった。
アンカンファレンスでは、制限時間とヒント機能の実装をして、顧客からの無茶振り、プロジェクト管理の複雑さ、スタートアップの起こりなどを学びました!#iosdc https://t.co/Me7eYPx94E
— こーき@だん (@kouki_dan) August 23, 2024
アンカンファレンスに言えることなんですが、社名などのフックがないと知らない人へのリーチが難しく、内輪になってしまう。
何かいい方法ないですかね?
会後
day1の終了後は 【オフライン開催】visionOS Developer Meetup #2 - connpass に参加してきました。
2/3にくらいは普段見かけない、iOSとは別のコミュニティの方という感じで新鮮でした。
day2
Typed throws、AsyncSequence、GraphQLあたりを見て、ふむふむと。
- Swift 6のTyped throwsとSwiftにおけるエラーハンドリングの全体像を学ぶ by koher | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
- Mastering AsyncSequence - 使う・作る・他のデザインパターン(クロージャ、Delegate など)から移行する by treastrain / Tanaka Ryoga | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
- GraphQLとスキーマファーストで切り開くライドシェアの未来 by 熊谷健太郎 | トーク | iOSDC Japan 2024 #iosdc - fortee.jp
Typed throwsはproposalから追っているので、気にしているトピックです。
自分の性格的にはどこにでも型をつけたくなってはしまいますが、それを制するフローチャートが出てきたのがよかった。
Swift 6のTyped throwsとSwiftにおけるエラーハンドリングの全体像を学ぶ - Speaker Deck
AsyncSequenceは、パンフレットでもNWPathMonitorを例にした実装があったのですが、NWPathMonitor
自体がAsyncSequence
なことに気づいてなかったので学びでした。
Mastering AsyncSequence - 使う・作る・他のデザインパターン(クロージャ、Delegate など)から移行する - Speaker Deck
パンフレットのリポジトリにも変更を入れています。
[SampleCode] Fix NWPathMonitor.pathUpdateHandler to replace by yutailang0119 · Pull Request #5 · yutailang0119/iosdc-2024-pamphlet · GitHub
newmoのGraphQLを使い倒している感じは、勉強になりました。
最近フロントエンドではGraphQLが最適なのかの議論が起きているので、自信が弱くなったりもしていましたが、発表内容を超えてGraphQLの話だったり、マルチプラットフォームの話だったりをできてよかったです。
それからスロット被りで見れなかったvisionOSのデモを体験させてもらいました。
雨の表現は、とてもよい。
最後にLTを見て、懇親会。 懇親会では昨年の反省を活かして、初めましての方にはNFCを読み込ませてもらって繋がりを作った。
申し訳ない言い訳なんですが、ありがたいことに認知いただいたり、少ない機会を覚えていただいていたりできている反面、こちらが認識できていない事象がいくつかあり、それの改善にネームカードをスキャンするなどのアクションを斜に構えて行えなかったことが反省です #iosdc
— Yutaro Muta (@yutailang0119) September 3, 2023
前回までと違って、やっと最近やってる話を公に話せたので、具体的な仕事の話もできました。
会後
その後のHUBは、iOS関係者だらけで無茶苦茶だった。
「求心力じゃん」と言ったのは私です。
giginetに付いてくれば飲み会があると認識されていて無限に人が付いてきた。圧倒的求心力
— giginet (@giginet) August 24, 2024
終電終わった時間でも残っているのは、近くに泊まっている関東圏外民と奇特な数名という感じで、閉店の25時に解散しました。
その後カラオケに行った人たちもいるけど、さすがについて行く元気が残っていなくて、6人で歩いて帰りました。
イベント翌日
ギリギリまで寝て起きてチェックアウトして東京駅。
一応仮面ライダーストアを眺めるなどをしてから新幹線。
夕方以降、新幹線がだいぶ遅れたみたいなので、昼に移動しておいてよかった。
大阪でやっているSPAJAM予選に顔を出そうかなと思ったりはしたんですが、疲れすぎていたので家に帰りました。
まとめ
今回もみなさんありがとうございました! 次はすぐですがDroidKaigi 2024のために、また行きます!
パンフレットへのフィードバックお願いします!
*1:try! Swift以来で会うのは半年ぶりという人たちも多いですが、ホスト側だと交流も十分ではないので、iOSDCで補完される