これは はてなエンジニア Advent Calendar 2020 25日のエントリーです。
昨日は id:hitode909 さんで、Perlアプリケーションの依存モジュールの更新についてWEB+DB PRESS vol.120のPerl Hackers Hubに寄稿しましたでした。
誕生日おめでとうございます🎉
最終日を担当するのは、アプリケーションエンジニアの id:yutailang0119 です、こんにちは。
クリスマスなど関係なく、掃除の話をします。
2020年は、Apple Silicon (以下、Apple SoC) Macが発売された歴史的な年になりました。
記念品なので、もちろん買いました。
10年ぶりにMacBook Airです。
プログラミングを始めていない期間も含めると、MacがメインPCになってからの時間がWindowsよりも長くなっています。
プログラミングでの用途がメインになってからも、構成は変遷してきましたが、M1 Macでまた環境が変わったので、大掃除の状況をまとめようと思います。
ちなみに自分はMacやiPhoneすべてで、前の端末からデータ移行せずに、更地からのセットアップする派です。
環境
- MacBook Air (M1, 2020)
- Chip Apple M1
- Memory 16GB
- Strage 256GB
掃除したもの
iTerm2
最初にRosetta 2の挙動確認のためにTerminal.appを使っていたところ、これでいいかという気持ちになって、Terminal.appで暮らしています。
iTerm 2の機能を使いこなせていたわけではなかった。
今の所の不満点は、開いたタブの縦配置ができない点くらい。
そのうち、他のマシンとの違いが気になってiTerm 2に揃えるかもしれません。
Rosetta 2で起動するかは、アプリ起動時のみ切り替わるので、 arm64
と x86_64
環境の切り替えのために、iTerm 2もインストールして使い分けるのはありかも。
↓はTerminal.appをちょっとハックして、2つを同時利用する例。
M1 Pro Tip: Duplicate Terminal.app, change its App ID in Info.plist, change icon, enable Run using Rosetta. pic.twitter.com/hGqvweKVUt
— Tricertops (@Tricertops) 2020年12月17日
fish
はてなに入社したタイミングの環境見直しで、それまで使っていたzshからfishに移行しました。
正直なんとなくで、カラフルでオシャレだし使ってみよう、くらいの感覚でした。
fishには十分に満足しているのですが、みなさんご存知の通り、macOS Catalinaからデフォルトシェルがzshになったので、どこかで戻ろうかなと思っていました。
ちょうど、今秋に業務PCの変更もした *1 タイミングで、zshに戻ってみています。
Apple SoC関係なしにzshでいいやと思っているけど、見た目のカスタマイズが滞っていて、Intel Macではfishもたまに起動しています。
Karabiner-Elements
キーボード配列はUSを使っていて、左右の⌘キーにen/ja切り替えを割り当てていました。
(capas lockのオフも有効になっているが、こちらはついで)
今回のM1モデルのキーボードでは、左下のfnキーにグローバル記号も印字され、入力切り替えが割り当ててられているので、Karabiner-Elementsが不要になりました。
微妙なラグやたまにトグルが効かなくなって再起動してたりの不便さはあります...*2
iOS/iPadOSのソフトウェアキーボードやiPad用のMagic Keyboardでも、左下に入力切り替えが配置されているので、これに慣れたい。
これまでのIntel Macキーボードにはこの設定はないのかと思っていましたが、このエントリー書いている際に、キーボード設定の Press Fn key to
に指定できることに気づきました。
Karabiner-Elementsから卒業できそうです。
Google IME (Google日本語入力)
いい機会なので、ついに卒業しました。
Appleのライブ変換に慣れなかったけど、流石に1ヶ月もすると慣れてきた。
Visual Studio Code (VS Code)
VS Codeをインストールせずに暮らせています。
これまでのVS Codeの用途の中で、小さい修正などはVimで完結できるので、まずは .vimrc を再整理しました。
プロジェクト全域を扱うために使っていたVS Code用途は、GitHubの Codespaces でやってみています。
Codespcasesは、GitHubがホストするクラウド上でVS Codeの環境が使えるもので、ブラウザから利用できます。
たまに反応が悪いなと思うことはあったりするけれど、npm
とか普通に動いているし、便利。
ここからローカルホスト立ち上げたりはできないだろうけど、TypeScriptでツール作ったり、日本語書く環境にしたりは問題ないです。
iPadからでも同じ環境が使えるので、かなりおすすめです。
新たに入れたもの
iOSアプリを使えるようになって、いくつかのアプリを入れてみたけど、正直まだ使いこなせていないです。
自分が作ったアプリが動くのは感動しました
— Yutaro Muta (@yutailang0119) 2020年11月22日
まとめ
年末とApple SoC Macということで、大掃除と称して、環境の整理をしました。
M2以降のMacBook Proをメイン機にするつもりでストレージは256GBのままにしたで、できるだけ最小構成にしているので、ストレージは増やしておけばよかった。
Apple SoCにおすすめのアプリやツールがあれば、ぜひ教えてください。
今年もお疲れさまでした。