WEB+DB PRESSの思い出 #wdpress #wdpress_party

WEB+DB PRESSの思い出 - Lento con forza に感化されて、自分も書こうと思います。
WEB+DB PRESSがまさか休刊になると思っていなくて、本当にびっくりしました。

自分がソフトウェアエンジニアを志向したのは大学3 - 4年生の時で、プログラミング教本以外の雑誌という存在に出会ったのは、社会人になってから。
ありがたいことに、WEB+DB PRESSにはイベントレポートを1回、特集を3回寄稿する機会をもらえました。

どれも縁があったと感じられるものです。

builderscon 2017 tokyoイベントレポート

yutailang0119.hatenablog.com

builderscon 2017 tokyo内で行なった「WEB+DB PRESS 100号記念特別企画」の流れで、イベントレポートを担当させてもらいました。
鮮明には覚えていないけど、若者ムーブを発揮して、企画担当に手を挙げたんだと思う。
ここまでWEB+DB PRESSに深い関わりがなかった自分だったけど、読者代表として同じステージに立ち、 WEB+DB PRESS編集長の@inaoの情熱に触れる機会でした。
この出会いが後々に繋がっていくので、目の前のチャンスには躊躇せず飛び込むべきことがわかる。

先日のiOSDC Japan 2023で、@lestrratさんと久しぶりにお会いして、少しお話できましたが、まだまだ伝えきれない感謝があります。

WEB+DB PRESS Vol.116 特集1 「はじめてのトラブルシューティング

yutailang0119.hatenablog.com

builderscon🐟を通じて、より親しくなった id:Soudai さんに誘っていただいて、モバイルアプリの章を担当しました。
忘れもしなくて、会社の忘年会後の二次会中にDMがやってきて、これは夢か?と思った。
初めての特集記事で勝手が分からずに配分に苦労したり、Android領域の解説に悩んだりしたので、無事に入稿された時には灰になっていたと思う。

WEB+DB PRESS Vol.121 特集2 「iOS 14最前線」

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この回は自分から@inaoさんにアプローチして、iOSのバージョンアップに対する特集を担当させてもらいました。
今度は自分が特集幹事。
メンバーは同僚の id:cockscomb さん、id:kouki_dan さんにお願いしました。
はてなプレゼンツにできたのは、鼻が高い出来事です。

WEB+DB PRESS Vol.132 特集2 「iOS 16最前線」

yutailang0119.hatenablog.com

iOS 14特集から2年、またどうですかということになり、iOS 16も担当できることになりました。
メンバーは前回と同じく id:cockscomb id:kouki_dan id:yutailang0119
この回も大変だったけど、自分が経験を積み、メンバーも経験者ということで、安定感がある布陣でした。
Swift新機能の解説を浅すぎず、ニッチすぎず、ちょうどよいバランスでできたと思っていて、満足度が高い出来になりました。

まさか、これがWEB+DB PRESS最後のiOS特集になるとは思わなかった...

これ以外にも

自身が直接執筆に携わったわけではないですが...
編集部からPython特集企画の相談をもらい、自分よりも適任がいるだろうとPyCon JPから @rhoboro を中心として、同世代でPythonを解説できそうな人選に協力させてもらいました。
レビューもさせてもらった。

WEB+DB PRESS Vol.104|技術評論社

WEB+DB PRESS Vol.104 特集1「[モダンなコードをギュッと凝縮!]イマドキPython入門 文法,機械学習,Web開発を一気に学ぼう」

その後、書籍の執筆にも繋がったと伺っています。

www.rhoboro.com

id:cockscomb のGraphQL特集もよかったね。

cockscomb.hatenablog.com

おわりに

思い返せば、WEB+DB PRESSとは著者として関わることが深くなり、自分が誇れる仕事の一つになっています。
商業誌でソフトウェアについて文章を書いて、お金を稼ぐという経験ができたのは、本当によかった。
自分をソフトウェアエンジニアとして育ててくれた物の1つなので、WEB+DB PRESS休刊は時代の変化を感じる出来事でした。
最終号Vol.136の次号予告の「ご愛読ありがとうございました。」には、本当に泣きそうになってしまった。

最後に、WEB+DB PRESS編集長の@inaoさんへの感謝。
inaoさんには本当によくしていただいて、任せていただいて、感謝しかありません。
執筆の場での編集者としての関わりだけでなく、イベントでお会いした時には気にかけてくださって、ニコニコ話を聞いてくださって、楽しい思い出ばかりです。
ソフトウェアエンジニアとも、IT企業の他職種とも違った立ち位置で、自分にはとても稀有な存在です。
inaoさんの益々のご活躍を、心からお祈り申し上げます。

この記事はconnpass.comに向かう新幹線で書きました。
所属企業のはてなには、iOSDCに続いて出張として支援もらいました。ありがとうございます!
参加者の皆さま、会場でお会いしましょう!
会場で泣く準備はバッチリです。

最終号の物理本を会場に持って行くので、参加者全員のサイン本にしたいと思っています!
よろしくお願いします!