Y8 in 城でDepthカメラの話をしました #shiro929

y8-20180929-shiro.hachiojipm.org

@uzullaさんが主催された岡山城でのイベントに登壇した。

uzulla.hateblo.jp

天守閣でLTができる!!! (かも) 」とのことで、人生で何度も訪れるチャンスではないだろうと、すぐに応募した。
スタッフ枠で応募したけど、事前準備は全く手伝えなくて、当日お手伝い程度だけど、手伝えた。

LT

speakerdeck.com

youtu.be

アプリ

f:id:yutailang0119:20181019103051p:plain

Depthを使ったカメラアプリを作った。

github.com

基本的に人間が写る写真を加工するものなので、デモの写真をリポジトリのREADMEに貼りづらい...

やっていることは、

  1. iPhoneのカメラからinputを取得
  2. 人間 (前面) を取り出す
  3. それ以外 (背面) を飛ばす
  4. カメラロールから画像を選択して、背景に差し込む
  5. アプリで用意しているカバー画像をかぶせる

みたいなことをしている。

リアルタイムと静止画両方に対応しているが、静止画はiOS 12で追加された Portrait Matte というAPIを使用しているので、人間部分を取り出す処理が凄まじい。
これはぜひは使ってみてほしい機能。

Depthの機能に初めて触れたり、初めてMetalを使ったりと、初めて尽くしでとてもおもしろかったし、岡山城LTでもかなり反響を得られた。
そもそも前職ではカメラ機能を使うアプリを作ってたけど、ちょっとしたフィルタを追加するぐらいだったので、いいお題だった。

謝辞

@shu223さん

アプリのリポジトリにも書いているけど、このアプリのほとんどを@shu223さんが作られているshu223/iOS-Depth-Samplerを参考にさせてもらった。
報告したところ、喜んでもらえてよかった。

f:id:yutailang0119:20181018184212p:plain

本当にありがとうございました!🙇‍♂️

github.com

shu223.hatenablog.com

余談

また別の話ですが、僕はGitHubでいろいろとOSSを公開していて、合計で約23,000スターを獲得しています。もちろんスター数が絶対的な価値を持つわけではありませんが、しかしソースコードを公開してエンジニアコミュニティに多少なりとも貢献をしているとはいえると思います。 そんなGitHubpaypal.meのお布施リンクを置いてみてはいますが、いまのところトータル収益はゼロ円です

技術書でご飯は食べられるのか? #技術書典 - その後のその後

とおっしゃって、本当に微々たるものだけど投げ銭させてもらった。*1
みんないいものには、感謝を伝えて行こうね。

@uessy_akrさん、@lestrratさん

アプリ内で使用しているカバー画像を作ってもらった。

Cover 1 Cover 2
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そもそもこのアプリは、builderscon tokyo 2018フォトブースからインスパイアされている。
buildersconのSlack/#randomで、「これやりたいんだけど」と話したら、わいわい作ってくれた。
ありがとうございました!

*1:自分はこの記事が出る前に