これははてなエンジニアアドベントカレンダー2021 6日目の記事です。
昨日は id:mizdra の Babel をリファクタリングツールとして使う でした。
はてなエンジニアでのアドベントカレンダー、2021年も盛り上がっております!!!
本題
自分はiOS、macOSにDark Modeが入った時から、多くの時間をDark Modeで過ごしている。
2021年ともなると、多くのアプリケーションやWebサイトで、Dark Mode対応が進んだ。
例えば、GitHubでは Day theme
と Night theme
の中にも複数のテーマが用意されていて、ユーザーの好みで選ぶことができる。
ところで、我々は親の顔以上に、エディタを見ている時間が多いのではないだろうか?
自分もXcodeと向き合う時間が、1日の中でも一番多くを占めているようにも感じる。
エディタアプリケーションでも、いくつかのテーマから好みのカラーリングに変更することができるものが多い。
Xcode Themes
Xcodeでは、Preferences > Themes
からいくつかの用意されたテーマを選択することだできる。
自分の場合は、Dark Modeが普及するよりも前から、エディタは黒色の背景をベースにするために、 Civic
や Dusk
、 Midnight
を使ってきていた。
とは言っても、万人全てが快適なテーマというものはなかなか存在しない。
デフォルトで用意されているテーマを使いながらも、自分の場合は以下のように感じていた。
- 背景色は黒系統で、明るすぎない色がよい
- RGB原色に近かづくほど、特に黒背景では見づらく感じる
- 現代ではGitHubの
Dark default
とDark dimmed
の配色を気に入っている - 大前提として、自分はデザインの知識がある訳ではないけれど、気になる箇所はいくつかある
ということを踏まえて、Xcodeのテーマを自作することにした。
自作Xcode Theme
基本は Midnight
をベースにしつつ、Civic
Dusk
に、GItHubのカラーリングを取り入れながら、自分が見やすいと感じる配色を調整した。
Source Editor | Console |
---|---|
ちなみに Polarnight
はスウェーデン語で「極夜」の意味だという。
常にDark Modeで過ごす自分に合うネーミングができた。
Xcodeへ適応
GUIから作成する場合は、Preferences画面の +
から作り始めることになる。
このファイルはデフォルトで ~/Library/Developer/Xcode/UserData/FontAndColorThemes/*.xccolortheme
に配置される。
GUIで調整した設定は、このファイルを同じパスに配置することで、他のマシンでも同期できるというわけだ。
まとめ
Polarnight
はこのアドベントカレンダーのために改めて作ったテーマなので、まだまだ未成熟だろう。
使いながら改良しつつ、手に馴染ませていくことになる。
実は数年前にもXcode Themeを作っていたのだけど、マシンが移り変わっていく中で使用をやめ、どこかに無くしてしまった。
このテーマは大事に育てていこうと思っている。
ということで、みなさんも年末年始の休暇に自分だけのXcodeを作ってみてはどうだろうか?
明日の担当は id:Furutsuki です、明日もお楽しみに!